死ぬくらいなら会社辞めればができない理由
汐街コナさん の漫画エッセイです。
非常に読みやすいので、苦しんでいる人に読んでほしいです。また、そういう相談を友達や家族から受けた人が、この本をプレゼントするのもありかと思います。
以下、私の経験談です。
新入社員として頑張っていた毎日。
最初の1ヶ月は朝4:45に起きて、定時17:30帰り。朝は早いけれど、定時に帰れるからご飯に行ったり、買い物をする余裕もありました。
しかし、徐々に帰る時間が18:30を過ぎ、
19:00、20:00を過ぎていきました。
(みなし残業なので、どんだけ残業しても残業代が増えることはありませんでした)
月2回は土曜の出勤もあり、休みは月6日程度。新入社員は有給を使えず、早めに退社し病院に行くのもなかなかできませんでした。
そして、ついに同期の女の子がうつ病になってしまい退職することに。(その子の直属の上司はかなりパワハラがキツかったのです)
そして、電話はほとんど私が出ることとなり、仕事の量がどんどんと増えていきました。
私の直属の上司は、機嫌が悪いと無視したり、嘲笑ったり、イライラオーラを社内に撒き散らす人で、私はかなり気を遣って接していました。
すると段々と、朝ごはんが食べられなくなり、
朝ごはんに ブラックコーヒー
通勤電車でモンスターエナジー
お昼休憩 ブラックコーヒー モンスターエナジー
夜ごはんの後に ブラックコーヒー
を毎日繰り返し、カフェインがないとしんどくて仕事ができない状況になっていました。
そして、咳が止まらなくて仕事にも支障をきたすレベルになっていたのにも関わらず、マイコプラズマ肺炎だろうと思いこみ(過去に何度か診断され抗生物質を飲んですぐに治った)、病院よりも仕事に遅刻しない、休まないを徹底するようになりました。
ちなみに毎朝目が覚めると、ぐるぐると回転性のめまいは働きだしてから継続的になってしまっています。
唯一休みの日曜日は友人とご飯に行くことが多かったのですが、友人からの相談を受けることが多く、自分の仕事の話はほとんどしませんでした。
次第に、人に会うのが億劫になり、休みの日は寝てるだけになりました。
夜になると何故だか涙が溢れてしまい
家族に心配させないよう一人で枕を濡らしていました。
2時間くらいしか寝られなくても、仕事に向かう日々。
「世の中にはもっと頑張ってる人がいる。大手で働いてる子を見返したい。せっかく内定をもらえた会社なのだから」
今、ここで車に轢かれたら
今、私が乗ってる電車がクラッシュしたら
今、道端で急に倒れたら
もう、会社には行かなくてもいいのかな。
でも、家族には心配かけたくないし
でも、自分ならもっと頑張れるし
でも、今日の仕事は自分しかできないし
やっぱり、行かなきゃ
そして働きだして7ヶ月程たち、慣れてきた頃
38度を超える熱が出てしまいました。
「休んだら怒られる。休んだらみんなに迷惑かける。休んだらお客様に迷惑かかる」
熱さまシートを身体に貼り、レッドブルを飲みながら1週間 熱が出たまま出勤していました。
そして、熱は下がったものの、咳が止まらないまま、休日は友人の結婚式へ。
結婚式は着物を着ていったのですが
帰りの着替えをしてもらってるときに
息ができないほどの発作がおこりました。
あまりの咳に、一緒にいた友人も、家に帰った後の家族にも「明日は絶対病院に行くべき!!!」と力説されました。
そして月曜の朝。「今日は病院に行くでしょ?」そう家族に言われたけど
「いや、会社に行くよ」と言い、朝食を食べている時に、またありえないほどの発作が起きたので、ようやく病院に行くことに。
循環器内科で診てもらい、とりあえず咳止めのシールと解熱剤をもらいました。しかし、良くならないので、その日の午後に気管支炎に定評のある病院へセカンドオピニオン。
気管支炎かもしれないけれど、風邪のウイルスが残ってるからかもしれないと言われました。
次の日は出社。
先輩に治ってないなら、午後から休んだほうがいいと言われ午後に退社することに。
次の日、祝日で休むことができ
その次の日、会社に行こうとしたけれど、身体が動かず、熱もあるまま。
とりあえず、次の週の月曜になって
よし!今日は会社に行くぞ!!!と意気込んだ私は、とても体調が悪いまま満員電車に揺られていました。
すると咳が込み上げてき、そのまま吐いてしまいました。嘔吐物はマスクをよって受け止められたのですが、あまりにショックでパニックになりました。
その足で会社まで行き、先ほどのことを伝え
今日は今から病院に行かせていただくことを伝えました。
そこから2ヶ月ほど内科を受診しまくったのですが、内臓に悪いところはなく精神的なところからきている可能性があると内科の先生に言われました。
「いつも、診察の時間まで待ってもらってても全然文句を言わず、にこにこしているし、看護師さん一人一人に気を遣ってるから、会社でもそんな感じかな?辛かったね、頑張りすぎかもしれないから、一回僕の友達の心療内科を受診してみよか」
そして、今もお世話になっている心療内科の先生のところへ辿り着いたのです。
長文でしたが、続きはまた元気のある時に書きます。