トマト日和🍅🍅🍅

全世界に向けて公開してる割に

国語算数理科社会及び体育も必修

 

最果タヒさん

きみの言い訳は最高の芸術

 

友達なんてたくさんいらないのに

SNS上で盛り上がって、「私ってこんなにも繋がれるのよ」とふんぞりかえってる。どすん!

 

死にたいとか 死ね とか実は本音じゃない。

 

服を着る、食べるは当たり前のことなのに、そんなに人に見せたがって私たちはどうしたのだろう。

 

国語算数理科社会及び体育も平均的に教えられてきたのに、社会人になったら急に専門用語を話しだしてオーラを出そうとしてしまう。かっこつけることに命がけ。

 

 

タヒさんは詩人である。しかし、24時間、詩を書き続けてるわけではないんです。でも、24時間詩人であることを求められてる。

 

テレビに出てる芸人さんやアイドルたちも、24時間そうあるように求められる。

 

好きなことだけで生きていくためには

とか

仕事の効率化を図る

とか

 

仕事とプライベートをわける生き方

好きをつきつめる生き方

いろんな生き方があるんですってよ。おほほほ。

 

この言葉、素敵!この文章、素敵!でも、すーっと流れて行く。

 

もっといろんな人と読みあったり、感想を言い合ったりしたら、もっともっとこの世界に浸れる。でも、素敵すぎて独り占めしたい気持ちもある。

 

この本が、この世界にあってよかった。

ありがと、ちょんまげ。

初恋って結局何味なの🐟?

 

ゆれる人魚」という映画を観てきました。

 

R-15指定なので、いきなり女の子の裸あり。

でも、やらしい感じじゃなく芸術的な感じ。

 

ストーリーは、人魚の美人姉妹が

人間界のストリップ劇場で歌を歌い

その中で姉はバンドメンバーと恋に落ち

妹はそれに嫉妬している みたいな。

 

人魚とはいえ、肉食なので心臓をもぎとるシーンやエログロシーンもあり。

 

しかし、ミュージカル。音楽がすごくよい。

歌詞もメロディーも。

そして、ポーランド語。

 

おもわずサントラを買いましたが、ポーランド語。そして歌詞カードなし。

でも、映画の評論あり。

 

すっげえもんみた感覚になりますが、

 

ストーリーの主軸は「初恋」だと思う。

 

以下、初恋は結局何味なのかについて述べる。

 

初恋は甘酸っぱい、ほろ苦い、などと表現されることが多い。

 

甘酸っぱいといえば、苺をイメージする。

ほろ苦いと言えば、ビターなチョコレートやブラックコーヒーなどをイメージする。

 

けども、感情に味なんてあるのか。

 

しかも、味がつくのは初恋に限定されがち。

 

 

難しくなってしまったので、もう述べることを終えます(はや)

 

人の初恋と自分の初恋を照らし合わせ

そういえばこんな幸せな気持ちもあったけど

一気に苦しい気持ちもあったな。

 

この映画では、めちゃくちゃイケメンなベース男が出てくる。

 

私は上演中に恋をした。しかし、後半には感情は変化する。

 

本当に残酷だ。

 

初恋は残酷な味がするのである。f:id:tomodoro:20180322141402j:imagef:id:tomodoro:20180322141402j:image

自分語りほど空虚なものはない

 

といいつつ、自分語りですけども。

 

今日は「消された一家」というノンフィクションの本を読み終わりました。

 

言うまでもなく、稀に見る残虐な事件。

しかし、事件が報道されていた時を知らないので本書で勉強することに。

誉田哲也さんの「ケモノの城」は好きな本の1つなのだが、描写がグロく、読んでいて吐き気、呼吸の乱れが起こるほどの臨場感。

こんな事件が本当にあったのか…と言葉を失ったが、本書を読むことでさらなる真実を突きつけられる。

 

ネットやニュースでは、緒方一家が互いを虐殺し合ったところに焦点があてられるが、本書では松永に金を無心されたのち、自殺した人(限りなく他殺に近い自殺と表現されている)や、PTSDで苦しんでいる人、金を巻き上げられた人たち、肉体関係を持たされた人たちなど被害者の多さに驚く。

 

また、公判中にも関わらず、「俺は悪くない」と言っていたことや、傍聴者を笑わせるなど反省の色が見えない松永の異常性が見られる。

彼も、幼い時があり、素直に笑顔になっていたこともあるのだろうか。

いつから嘘に嘘を重ね、人を騙し続けていくようになったのか、それについては言及されていない。松永の親戚が取材拒否されているためだろうと思うが、それはそうだな。

世間を揺るがす凶悪犯罪の犯人の親族というだけで普通の生活が送れなくなるだろう。

 

松永の反省が見られないままこの事件は終わるのか。

 

と、自分語りをしてしまったが、

本書は著者の自分語りが少なく、

語弊があるかもしれないが、読みやすい。

 

ノンフィクションで、この調査がこんなに苦労した〜(だらだらだら)や、以前の自分の調査をいきなり振り返りだして、こんな成果を上げたとか言われると読者としては萎えてしまう。

 

私たちが見たい事件の本質がブレてしまうためだ。

 

事件の概要、裁判での被害者の証言、加害者の証言、隠されていた真実を明らかにするのは、証言をするもの、記録をするもの、校正をするもの全ての人がそうとうのエネルギーを使っただろう。

 

謎に包まれていたものを明らかにするためには、そのエネルギーが必要だ。

 

ノンフィクションにだらだらと自分語りはいらないと、持論を展開したのである。

 

ね、ほら空虚でしょ。

 

ちょきちょきちょき✂️

 

ハサミ男読みました!一気読み。

 

今日はいつぶりかの早起きをいたしまして

両親が昼過ぎた頃にやってきてくれたので

それまでずっと本にかじりついてました。

 

連続殺人鬼 通称 ハサミ男は少女を殺害した後、喉元にハサミを突き立てている。

 

ちょきちょきちょき

ちょきちょきちょき

 

今度はこの子にきーめた。

 

しかし、その子はハサミ男を模した何者かによって殺されていたのだった。

 

一体誰が、何のために。

 

ここで、警察の視点、ハサミ男の視点、医師の言葉など入り組んでいく。

 

医師怪しくね。とか思ってたら、おったまげた。

 

あれ、これ、だれ、それ?なに、これ?

クリープハイプ の鬼の歌詞の様な感覚になり

 

するるるるる と集結すると思いきや!

 

いやはや素晴らしい構図でした。

 

ハサミは人に向けちゃダメ!!!

って親にも先生にも教えてもらえてよかったよね。

 

ダメですよ。

 

 

絶対に。

きらっきらな青春なんかくそくらえ

 

今さらですが「君の膵臓をたべたい」を読みました。

 

余命1年と宣告を受けた女の子と

それを聞いた男の子のやりとり。

 

女の子は明るくて元気で積極的

男の子はおとなしくて消極的

 

そんな2人が秘密を介して親密になる。

 

積極的な女の子に対して、高校生なのに下心が全くない男の子。

 

読んでいて、苦しかった…

結末がとか、タイトルがではなく

 

 

きらっきらな青春すぎて。

 

 

イヤミス好きの私としては

タイトルが何だったら変態かな?とか

考えたり、結末が元カレ絡みやったら…

とか考えてしまった。

 

実際にこんな女の子はいないのよ

元気で明るくてかわいい子は実は陰湿なイジメをしてたり、家族といざこざしたり、屈託した裏面を持ってたり。

おとなしくて消極的な男の子は、きっと頭の中は悶々としてて、女の子と話したくてこじらせてるはず。

 

ということで、きらっきらな青春小説は

どんなイヤミスよりも読み進めるのがつらかった。

 

吐きたくなるほどまぶしい2人。

床にたたきつけたくなるやりとり。

 

「君の骨髄を吸いたい」とかやったら、

ホラー要素ましますよね。

 

くそくらえです。

 

こんな曲がった見方をする人に負けず

青春真っ只中の方は謳歌してください。

 

とりとめもないこと

 

ブログを久しぶりに開設しました。

本に関するブログにしていきたいです。

 

今日は暖かくなっていたので歩いて図書館まで。

予約していた 君の膵臓をたべたい、米澤穂信古典部最果タヒさんの10代に共感する奴はみんな嘘つきを借りました。

 

ついでに、2016年このミス1位になった涙香迷宮でずっと謎だった うみがめのスープについて調べてきました。

 

うーん。この感情は迷宮入り確定。

 

寝る前に、誉田哲也さんの あなたが愛した記憶を読み終わるかな。