トマト日和🍅🍅🍅

全世界に向けて公開してる割に

適量っていうけど適量がわからない

 

こだまさん、ここはおしまいの地 読了。

 

前作の夫のちんぽが入らないは、感情移入しすぎて涙が止まらなくて、ページがめくれないほどわんわん泣いてた。

 

私はこだまさんと考え方が少し似てて、

悪いことがあったら自分の責任だと思ってしまうし、

周りの人に相談せずにひとりで溜め込んで

このしんどいのを耐えられないのは

自分のせいだって思い込んで

壊れるまで頑張り続けてしまう。

 

それに加え、こだまさんの表現力が絶妙で

めちゃくちゃ胸に響いてくる

 

 

見た目のコンプレックスがない人なんて実はいないんじゃないかと思ったり

家族との確執で悩んだり

兄弟格差で悩んだり

悩んでばっかりで悩んだり

 

 

首の手術されてて、途中経過でレントゲン撮ったら、首の骨が消えてたらしく(今は見つかったのでしょうか?)先生に研究対象とされた話。

 

私は真逆で首の骨が1つ多いのです。

これは、肩と首が凝りすぎて限界を迎えたので

若干10代で電気治療や筋肉注射をしてもらってたのですが、その治療前にレントゲンを撮ったら

首の骨が1こ多いね〜と言われ

中学生の頃からばきばきに凝ってますと言ったら

最近の若い子にちらほらいるんよ〜 と言われた。

 

 そう、研究対象にされなかったのである。

 

治療してるのはほとんど、おじいちゃんおばあちゃんでその頃イキって髪色遊んでた私はいろんな意味で浮いてた。

 

どんな見た目をしてても、肩はがちがちに凝ってるし

筋肉注射は結構痛い。

 

そして、バイトバイトバイト生活になり

治療に通わなくなってしまったのである

 

今もガチガチなのでめっちゃしんどい。

 

なので、首の骨が消えたこだまさんに

首の骨を分け与えたい。

 

 

ちなみに、中学の頃突き指をしたと思ってたら

骨が欠けるといつ稀有な経験をしました。

その結果、授業は見学だったのに

なんかはりきってました。

 

 

ほどほどとか適量とかむずくね?

 

骨は適量であれ

世界は密室でできている

舞城王太郎さん 世界は密室でできている読了

 

ミステリー初心者ながら、ミステリーを読んでたら王道の 密室殺人。

 

王道なのにこの世界観はなんや

最高やんやんやん 

 

やんやんつけボーよ

 

ユキオちゃんとルンババは冗談言い合うのが大好きな仲なんだ

 

屋根裏の密室を探してるときの2人が可愛すぎまする。

 

ルンババは煙か土か食い物奈津川兄弟が

いきなり言ってて、「ルンババかよ!」みたいな。

で、読者はいやいやルパンとかじゃなくて

ルンババってなんやねんと思ったはず。

 

そして、この本にはそのルンババが出てくるのです。

 

奈津川 という名もチラッとだけでてきます。

 

舞城王太郎さんワールドにどっぷり

句読点なくてもズラーーーッて読めるのが楽しすぎる

 

 

ちっさなビンに入った白いものはマジで気持ち悪いけど、ユキオはほんとジョークがすぎるよ。

 

 

舞城王太郎さんの作品は今のところ

生きてくれっていう強いメッセージを感じます

 

ありがとう オリゴ糖

 

奈津川兄弟に会いたいぜよ!

 

 

死ぬことと生きること

 

哲学を読もう読もうと思って

挫折を繰り返し読めず…

 

死生観を学ぶためにはやはり哲学なのでしょうか

 

とか思いながら考えることをやめて

 

ぼーっと生きてる

 

なんだか最近暖かいなぁ

桜が咲いてるなぁ

風が気持ちいいなぁ

 

と生きてることを実感するのである

 

先日のすべてがFになる

 

生きてるってなんなんでしょうか

 

というテーマがあり、

 

解として 生きてることが異常で

死ぬことが普通なのです

 

的なことを書いてあって腑に落ちた

 

だから、こんなにもしんどいのか

だから、寝るときはこんなに気持ちよいのか

だから、起きたくないのか

 

なむなむ 

 

死んでも起きてる人っていない?

 

このテーマって考えられない昔に

誰かが不思議に思い出して

そうだそうだそうだ と議論が交わされ

記録に残され、それを元に現代でも論じられてるのだろう(わたしから程遠いところで)

 

だから、疲れる前に寝たい

疲れをためて眠たい目をこすってまで

起きたくない

 

わがまま?

甘え?

 

日が昇って起きて 日が落ちたら寝る

 

そうしたい みんなに充分に寝てほしい

 

誰がこんなに起きようとしたんだろう

わたしは何でたまの夜更かしを楽しんでるのだろう

 

難しいことを考えるのは性に合わないので

疲れを取るために寝ます

 

 

イヤミスが好きすぎて最近はずっと悪夢を見ます

 

横で安心して寝かせてくれる人がいてもいいかなとか考えてしまいます

 

あ、また難しいことを考えてしまった

 

今日はここらへんでみなさんも寝ましょう

クローズドサークル×理系ミステリィ

 

森博嗣さん すべてがFになる 読了。

 

14歳で両親を殺害した 真賀田四季

彼女は天才すぎる天才で常人にはついていけない思考の持ち主。

 

真賀田研修所は離島。

2018年に読むと、メールだけのやりとりや

ロボットがほとんどの事を行い、

人々は自由に働いているのが近い未来(もはや実現可能な社会)に見える。

 

が、それでもやっぱりすごい発想力。

 

仕事で疲れる要因に人間関係はあげられる。

それでは、この職場はかなりメリットだらけなのでは…と思っていたところ殺人事件がおこる。

 

クローズドサークル

 

犯人は誰なのか、ヒントがちらほら

それでも考えて考察するけど、

 

うわぁ切ない動機…

 

からの?!という結末。

 

 

めちゃくちゃ個人的な意見を言うと

ミステリーの展開おもしろい!

なるほど、なるほど となりました。

 

そんでもって、天才をぎゃふんと言わそうとする

犀川先生かっこいい!!!

でもでもでもでも、お嬢様…

世間知らず×美人×純粋×天才=女の敵

 

ですな。うむうむ。私とは真逆の存在。

バットエンドを予想してしまうのが

イヤミスに染まってる悪い癖👎(笑)

 

心に残ったのは「思い出は全部記憶しているけどね、記憶は全部は思い出せないんだ」

犀川先生、かっちょいい。

 

 

そうかそうか、だから思い出せないし

消えていくんか。

 

ここでコナンの世良ちゃん

「データならすぐ消せるのになぁ」

 

そうかそうか、だからなかなか消えないのか

 

 

としみじみ、しじみ。

今が一番楽しいよって10代に言われてもさ

 

最果タヒさん 10代に共感する奴はみんな嘘つき 

 

エモイエモイですよ。

 

とにかくめちゃくちゃ大好きっていう感情を

同級生や先輩や後輩に抱いたとて、

告白して 付き合ってください って言うとして、

「まあいいよ」って言われたら

「やっぱやめとくわ」って言い返す気持ちわかる。

 

まあいいよ って何やねん。上からかよ。

しかも私別にめっちゃ好きなわけじゃないんですし。あ、はい。え?フる意味わからんって?

じゃあ、まあいいよって何やねん。クッソ!

 

で、いじめられるってクラスの空気感なに。

ほんと、10代をクラスという閉鎖的空間に閉じ込めるのは身体と心に良くないと思うよ。

うむうむうむ。しんどいとき抜け出せないし。

 

大学みたいな空気感でいいのにね。

なんであんな強制的に座席決められて、

クラスにカーストとかあって、

噂話すぐに広まって、

誰と誰が付き合ったとか別れたとか

そんなことより、春はあけぼの暗記せよ。By 清少納言 

そんな事どうでもいいのよ、By 紫式部

って女ってめんどくせぇ。

もう罵詈雑言フェア開催しよ。

みんなで言い合おうぜーーー!!!

 

ってなる本。兄がビッチと結婚するとか、浮気されたのは親友なのに同じ敷地にいるとか、このクソビッチは実はいい人かも?とか思わせたり。

 

何で急に死にたい病にかかるんかなぁ

みんなやたら死にたがるよね。

 

明日学校行きたくない〜って思ってたら

今が一番楽しい時期やん ってそれ慰め?

それとも罵詈雑言?

 

とにかく、そんな気持ちをグツグツと煮詰められてる感覚になります。

 

 

アマイアマイだけじゃない青春

エモイエモイエモイエモイ10代。

 

煙か土か食べ物

 

舞城王太郎さん 煙か土か食べ物読了。

 

おっと、長いかも?読めるかなぁと思ったのもあっという間。あらゆる体勢で家のいろんな場所で読みふけってました。

 

俺らのおふくろを暴行したやつ誰やねん

と、四郎はブチ切れ。

でも、助けたのは丸雄。そうか、丸雄が助けたのか。

 

で、回想シーン

丸雄(父) ザ 暴力の父

一郎 長男 全体を見通せるエリート兄ちゃん

二郎 次男 イケメンなのに喧嘩に喧嘩 丸雄と仲悪すぎ

三郎 三男 ピアノが弾ける 小説家志望

四郎 四男 主人公 アメリカ サンディエゴで医師

 

そして彼らはみんな背が高くて、おそらくイケメン。

丸雄と二郎の喧嘩に巻き込まれる兄弟たち

どっかいけよ おとなしくしとけよ

石狩鍋食べたかったのに くっそたれ!!

 

的な感じで、二郎と丸雄が死ぬほど喧嘩した後二郎は失踪してもた。

 

ああ 二郎ちゃん何してんだよおおお

と私は二郎を好きになってました。

 

あと、一郎兄ちゃんかっけえ

 

そして、四郎の頭の回転の良さで事件の核心に迫る。迫る。迫りすぎて死にかける。

友達が死んじゃう。シートベルトの着用はほんまに大切や、

 

で、四郎はいろんな骨を折ったけども

犯人の目星がついたので追いかけることに

三郎とルパンのおかげで病院脱出する

 ここめちゃくちゃ笑える

 

めちゃくちゃ汚いとされるカタカナ語が用いられてて

お上品な方は あらあら 見てられませんわ

とか言っちゃいそうだけど

私はヒャッハー!!!とテンション爆上がり

一人で声に出して ゲラゲラゲラ🤣

と、読書を心のそこから楽しんだのである。

 

途中の挿絵 ちょいホラー

 

からの図解でうんこの跡💩💩💩💩(笑)

 

うんこ撒き散らして自殺ってどんな状況でやねん

 

四郎ちゃん 大活躍。愛しいよ、私の胸の中で眠りよ。

 

と、この4兄弟を愛しくなってしまったのである。

 

生きてるって何?と思ってしまう 最近特に

でも、身近な人の死を悲しみ

身近な人の誕生を喜ぶ

 

しかし、時に躓き あれ?なんで生きてるの?

とか考えてしまう。

本書でも、祖母が亡くなる前に

「人は死んだら煙か土か食べ物になるんや」

と言った。四郎とともに腑に落ちたけど

実はこの言葉に引っかかってて

 

あれ?そんな切ないものなのかな。

とか考え出してしまった。

 

そしたら、最後に良きお言葉を、ルパンの奥様からいただける。

 

四郎ちゃんはお医者さん、ルパンの奥様はカウンセラー。

 

ちなみにルパンが浮気してたうさぎちゃんいい子だった。賢いし。 

 

生きるのなんて余裕のよっちゃんだよ!

 

と言い放つ彼女の姿に心を打たれた。

 

 

この本がこの世にあってほんとうによかった。

ブラボーブラボーブラボーブラボー

スペシャルサンキューフォーユー

どっぷりと舞城王太郎ワールド

 

舞城王太郎さんの 熊の場所(文庫)を読んで

何これおもろすぎやろ この人の文章大好物!

と、一人で大興奮したのがつい先日。

 

句読点が少ないのに読みやすくて、

疾走感というかスピード感がはんぱじゃない。

 

舞城王太郎ワールドとか言われてるけど、どんなもんやろと足を踏み入れたら、もうそのワールドの中で踊り狂ってる自分がいたよね。

 

熊の場所も、バッド男も好きやけど、ピコーンは大好物すぎ。

 

あることを千本ノックするぞ!、!!と意気込む女の子がいるんやけど、絶対疲れるよなって心の中で思ってて、実際疲れてて、でもやる気はんぱなくて 爆笑してしまった。

オチも含めて 全部良い。

 

そんな舞城さんに一瞬で虜になったので

煙か土か食い物を読んでて

まだ序盤やけどこれもおもしろい。

 

そして本日ほしくてほしくてやっと手に入れた

淵の王 を手に入れた!!!

舞城王太郎さんの文章でありつつホラーを感じる

 

サイコホラーや事件のノンフィクションも時間を問わず読める私ですが、ちょっとこの本怖くなって寝る前に読むのやめてます。

 

いや、好きなんちゃうんかい、!!!

 

と飛び蹴りツッコミが入りそうですが

 

でも世界に入りすぎてこわい

 

帯に書いてある5次元ホラーって意味が半分過ぎたところでよくわかる

 

今週中には読み終わるでしょう。

 

舞城王太郎さん好きはぜひに。

ホラー好きもぜひに。